やっと ある程度の所まで読めた。

aozorairo2004-09-20

http://d.hatena.ne.jp/aozorairo/20040819#1092886387の本
経営とか特に興味はないけど、知るべきものは知っておかねば。と言うのと、一応総合職ってことで経営判断とはどういうものか抑えておかないとね☆
案外 ANAJALの歴史の深さは変わらなかったりする。

JAL vs ANA 最後の攻防
杉浦一機
1−1
[...]
日本航空の設立は1951年8月で全日本空輸のスタートは56年3月だ。
[...]
したがって自社の乗員・機材による自主運航開始の時差はたったの2ヶ月、旅客便ではJALが52年10月、ANAが54年の2月の1年3ヶ月の差しかない。

しかし、日航は国策会社。全日空はただの民間ということでここから先、しばらくは対照的な道を歩んでいくこととなる。

60年ころの両社の規模は巨人と小人の差があった。JALの年間売り上げ180億7000万円に対して、ANAは8分の1の24億3000万円に過ぎなかった

BAとヴァージンが 5倍差くらいで戦えてる事実をみると(当時と状況が違うから当然違いますよ?)がんばれなくもない感じなのかな?

運輸省の大物航空局長だった若狭得治氏を69年に迎えたANAの成長はめざましく[...]70年に社長に就任した若狭氏のリーダーシップにより、ANAは急テンポで事業を拡大する。

ANAは他業種から社長を連れてくる例が他にもあって(運輸省は他業種ではないけど・・・)美土路昌一氏(新聞)、岡崎嘉平(日銀)とか・・・

72年に出さされた航空政策は、昭和45年の閣議決定に基づき、47年の運輸大臣の通達によって形作られたため「45・47体制」とも呼ばれる。[...]
1.国際線の定期便は日本航空が一元的に行う。
2.国内幹線は日本航空全日空東亜国内航空を加えた3社とする。
3.国内ローカル線の定期便は全日空東亜国内航空の2社とする。
4.近距離の国際線チャーター便は日本航空全日空が提携して行う。
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85年に起きた日航ジャンボ機の御巣鷹山墜落事故を契機に、JAL中心の航空政策が問題となる。政府は運輸政策審議会に諮問の結果、「45・47体制」廃止し[...]

今日のお勉強は ここまでっ!