運航管理者の仕事

aozorairo2005-01-06

一昨日に引き続きスカイマークのHPから

バルト海の船乗りから空の見張り番に
http://www.skymark.co.jp/forum/magazine/20020901.html
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「朝は、まず飛行機の機体と天気予報をチェックします。天気は各空港にある気象予報課からの情報を参考にしつつ、天気図を見ながらこちらで予想しています。駐機時間が短いので、風や天気の変化が到着時間にどれだけの影響を与えるか読まなければいけないんですよ。そして燃料の量などを決めていくのです。」
飛行計画が決ったら、フライトの1時間前に機長と副操縦士を交えてブリーフィングが行われる。この時、機長と運航管理者がこの飛行計画に同意して、やっと飛行機を出発させることができる。
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フライトコントロールを行うのに必要なのが運航支援者の資格である。これは社内資格で2ヵ月の訓練で取得できる。しかし、一人前になるには、最低でも1年はかかるという。
ジェット気流の向きをはじめ、四季によって天気が変わり状況も変ってきます。ですから、各季節を一通り経験する必要があります。
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国家資格である運航管理者の試験を受けるには、年齢が23歳以上、2年以上の経験が必要とされる。その他、飛行機と連絡を取らなければならないので航空無線通信士の資格も必要となる。
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最後に安全運航の中枢にいる人間としての心構えを聞いてみた。
「何がスタンダードかを叩き込んでおくようにしてます。そうすることで、何か起こった時に、どんな異常があるのかを即座に判断できるんです。普段は暇そうに見えるかもしれませんけど、そのくらいがいいんですよ。それくらいの余裕をもってないと、何かあったときに迅速な対応ができませんから」
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最後のなにがスタンダードかをたたき込んでおくっていうのは、異常を探す仕事はとくにそうですよね?お医者さんのレントゲンを読むって言うのも異常を探すのではなくて正常でない所を探すらしいですよ。