今日は勉強会 思いもよらない研究だったな．

今日は，ドイツだかオランダだかの研究者が勉強会（彼の研究テーマの発表）をしてくれました．今回の題目は，重力場測定装置を用いた流域スケールでの地下水量の推定．
地下水量がわかると，治水・利水・防災に役立ちますが，今日のお話は実学的な話しではなく，サイエンティフィックなお話．
というのも、今回研究に用いている装置は、ポータブルではないそうである程度長期間固定してキャリブレーションをしてから用いるようです。アメリカにはセミポータブルがあるって言ってたけど、まぁ精度が低いんでしょ・・・
で、どうやって地下水量を推定するか。地上の重力って言うのは、我々はg（重力加速度）って事で一定にしていますが、実は日々変動がある。例えば低気圧が来れば気圧が下がるから重力（引力ではなくね）は減少する。といったように。で引力は物体の質量に関係がある（F=G(Mn/d^2））から、地下に水が多く存在すれば重力は下方向に増えるし、キャノピー（樹冠）に水分が増えれば重力は下向きに減少するはずってのが理論らしい。

あとはTOPモデルとかブジネスク方程式の話しをしてくれたけど・・・・もうどうでもよかったよｗ