進入角指示等(PAPI)

aozorairo2006-01-10

日本船燈株式会社/空:空港灯火商品のご案内−進入用灯火:P型進入角指示灯(PAPI)
航空機のパイロットに適切な進入角を色の変化によって知らせる視覚援助機器です。 滑走路のランクによって設置灯数は異なりますが、標準式は進入方向に4灯設置されます。パイロットが滑走路への進入時、この灯器の見え方によってその航空機の進入角が適切であるか確認できます。

四つの指示灯のうち
○○○○ 急角度
○○○● やや急角度
○○●● 適正
○●●● やや緩角度
●●●● 緩角度

ただし● 赤い灯火 ○ 白い灯火

航空実用事典
精密進入経路指示灯(PAPI:precision approach path indicator):
 ICAOで採択された新しい進入角指示灯で,より精密な進入角指示装置として,近い将来VASISに代わって設置されるもので,わが国でも1987年度から試験的に設置されている。PAPIは4ユニットから成る横1列の灯火で赤と白の2色の光で示され,通常は滑走路の片側に設置される。VASISは通常約0.25度のピンク層を経て信号が白から赤に変化するのに対し,PAPIは約0.03度から0.07度の非常にシャープな転移層であり,一番内側のユニットは公称進入角より0.5°高く設定され,順次外側に0.33°ずつ低く設定される。この設定によってより精密な進入角指示が可能となる。外側二つが白,内側二つが赤に見えれば適正な進入角となる。