昆虫料理

aozorairo2006-03-09

http://d.hatena.ne.jp/aozorairo/20060303/1141360086
で取り上げた自衛隊レンジャー部隊の昆虫レシピ
プロがみるとやはり間違えてた!?
クモはやっぱりチョコレート味ではないそうですよ。
大丈夫か?自衛隊・・・

045 陸自サバイバルレシピ「昆虫の食べ方」について
http://musikui.exblog.jp/2899724
[...]
●カブトムシ
陸自】幼虫の焼いたものは香りもよく、一度食べたらやみつきになりそう。成虫は羽や足が焦げる程度に焼こう。

昆虫の味は餌に左右される場合が多い。カブトムシはその典型といえる。
 
成虫はクヌギなどの樹液を好むため臭みはほとんどない。飛翔筋が発達しているので胸肉が美味。ホイル焼きなどして楽しもう。
 
これに比べて幼虫は一見ぷりぷりしてうまそうに見えるが、腐葉土臭がひどくてそのままでは食べられたものではない。内臓をよく洗い、塩とおからを詰めて1週間ほど臭みをぬき、もう一度よく洗って今度は塩と唐辛子など詰めて本漬けする。こうして1ヶ月漬け込む。これでなんとか食べられるようになる。
 
 ●クワガタムシ
陸自】カブトムシと同じようにして食べる。

 成虫はカブトムシとほとんど同じ味だと思えばいい。
 
 幼虫となるとまったく別である。本種の幼虫は主に朽ち木を食べて育つ。したがってカブトムシのようなひどい臭みはない。揚げたり焼いたり炒めたりして普通に食べることができる。
 
●カミキリムシ
陸自】幼虫はテッポウムシという。生でもいけるし、焼いてもよい。生のあじは刺身のトロに似ている。

本種は昔から昆虫食の王様と言われている。宜成るかなである。彼らは生木に孔を開けて産卵する。孵化した幼虫は生木をまっすぐ食べ進む。弾丸が貫通したような孔を開けるのでテッポウムシとも呼ばれている。

かつては薪割りなどでよく見つかったが、いまでは採集が困難である。ゆえに夢の食材といえる。食べ方はクワガタムシと同じである。
 

●クモ
陸自】足を取ってから食べる。味はチョコレートそっくり。

 クモは昆虫とちがって外皮が柔らかなのでとてもたべやすい。お勧めは晩秋のジョロウグモのメスである。黄色に真紅の結婚色があざやかなクモで、わりあいまとまって網を張っているので大量捕獲もできる。
 空揚げにすれば足もパリパリ香ばしく食べることができる。しかも長い脚の形が揚げると様々で、変化の妙を視覚でも楽しめる。
 外皮がやわらかいのでゆでても美味しい。さっとゆでても赤や黄の体色は消えない。塩・コショウでいただく。淡泊で癖がなく、卵がつまっている場合は一定の歯ごたえがある。
 チョコレートの味がするという風評は嘘で、つぶしたときに出るどろっとした体液がチョコレートを連想させるためだろう。
[...]