バイブロフローテーション

緩い砂地盤で,シルトなどの微粒分の含有量が30%程度までの場合に適用される地盤改良工法の一種。対象地盤に,バイブロフロットと呼ばれる棒状振動体を用い,先端から水を噴出させて振動させ,砂を補給しながら徐々に引き上げることによって周囲の砂地盤を締め固める工法。他の締め固め工法とは異なり水平振動を利用している.
土質により異なるが,バイブロフロットの貫入間隔は1〜1.5m,施工深度は大体8mが限度とされている。